ピストルズ やがて哀しき独り言

東京・恵比寿で広告・Webプランニング・開発・制作会社を経営する3年目経営者の悲哀を語っていきます。 弊社URL→ http://www.pistil-pistol.co.jp

チャーミングに、なりたい。

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昨晩、某クライアント企業様の経営企画室長の方とジンギスカンをつつきながら、地元で飲んだ。前職の後輩でもあるその方は、実に爽やかな好青年で、僕が女だったら抱かれてもいいと思ってしまえるような体育会系の肉体とキュートな笑顔が魅力であり、「チャーミング」という言葉がそのまま当てはまるような男だ。

別に僕は男性に恋心を抱いてしまう側の人間ではないし、お客様だからと必死に持ち上げているわけでもない。素でそう思ったのだ。

チャーミングというのはその人が生まれ持った特別な才能のように思う。論理的な人賢い人おもろい人ドスケベな人など、ある理由において魅力的な人はたくさんいるが、「この人チャーミングだなぁ」と思える人は意外と少ない。

チャーミングを辞書で引くと、「魅力的で人のこころをひきつけるさま」などと記されており、曖昧だ。この曖昧なフィッーリングが心地よい。

で、そのチャーミング・マンから、「ブログ面白いっすね。よく見てますよ」と言葉を頂いた。ブログとはこのやがて哀しき独り言のこと。「なんで始めたんですか?」とも聞かれたので、ここにその理由を記しておきたい。

そもそもブログを始めようと思ったのは、一応僕もベンチャー企業の社長だし、IT系を中心にベンチャー社長がいろいろブログをやっているんだからと、根っからの面倒くさがり屋の自分を鍛えなおす意味も含めて始めてみた。

問題はその内容である。

いろんなベンチャー社長のブログを読んでみると、経営理念や人生哲学、最新のIT情報から新規ビジネス関連まで。つまり、経営者として実に立派なのである。

そういったことが書けない。僕には書けない。何も考えていないわけではないけれど、公表するほど立派なことを考えているわけでもない。

そこで、チャーミングである。チャーミングなことを書こう。ていうより、自分がチャーミングに見えるようなことを書こうと考えたのだ。なぜなら僕はせこい人間だから。

 

(で、ここからが本題なんだけど、)そういう経緯により、内容も曖昧だし薄味だし勉強にもならないし非論理的だしバカそうに見えるし小心者に見えるし性的不全に見える内容ばかりになるわけです。

アクセス数が1000件を突破し、見てくれている方もいらっしゃるわけで、その方がどう思っているのか怖いのです。きっと、曖昧だと思うだろうし薄味だと思うだろうし勉強にならないと思うだろうし非論理的だと思うだろうしバカと思うだろうし小心者だと思うだろうし性的不全と思うだろうと考えると、夜も寝られないのです。

だれか、チャーミングなブログですねと、お手紙ください。

それだけで、それだけで、僕は生きていけると思うのです。