ピストルズ やがて哀しき独り言

東京・恵比寿で広告・Webプランニング・開発・制作会社を経営する3年目経営者の悲哀を語っていきます。 弊社URL→ http://www.pistil-pistol.co.jp

ピストルズ from EXILE TRIBE への道

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2013年9月から始めたジム通い&ジョギングによって、いよいよ僕の体脂肪率は12%台へ突入した。これは僕史上おそらく未曾有の事態である。筋肉量を落とさずに脂肪だけを落とすという、麻生元総理の言葉を借りれば、<みぞうゆう>の挑戦だった。

そもそもジョギングを始めたきっかけは、独立した直後に会った先輩経営者の言葉に触発されたからだ。

僕「経営者として走り続けるための秘訣はなんでしょう?」

先輩「簡単だよ。何だかわからないか?」

僕「・・・」

先輩「ジョギングだよっ!!」

実に明快で、極めて論理的な先輩の説明に視界が開けた僕は、大きくなりすぎた体と相談すること数か月、一大決心でジム通い&ジョギングを始めたのだ。昨年5月からNIKE+で計測を始めた走行距離は2200kmを越え、計測をしていなかった前の8か月間を合わせると、軽く見積もって優に3000kmを越えている。

この2年近くのジム通い&ジョギングにおいての最大の問題は、どうやってモチベーションを維持するかである。会社員時代、「モチベーションよりマスターベーション」を声高に叫ぼうと後輩達に強要していた僕にとって、これは極めて難しいテーマであった。はじめは当時体重が76キロもあったので、70キロを切るという簡単なテーマから始めた。これは4か月くらいで簡単にクリアしてしまった。次のテーマは体脂肪率を36歳男性平均値を下回るというもの。食事量を減らし、ジョギングの距離を伸ばすことで、数か月後にはさらっとクリアできた。ここではっきり言っておくが、ライザップなど金にモノを言わせなくても、案外肉体づくりは簡単にできるものだ。

さて、問題はこの後である。日に日に肉体が美しくなっていく一方で、走り続ける意味を失いかけている自分に気づくことになる。ジムで働く健康美のお姉さん達と会えるだけでも意味があるじゃないか!などと言い聞かせてはみるものの、もはやマスターベーションの材料になるわけでもない。もうその頃には、経営者として走り続けるためのジョギングという理屈もどうやらおかしいぞと感じ始めていたし、いったい何が僕を突き動かすのかさえ見えなくなっていた。

そんなある日、テレビを見た。そこに映っていたのが関口メンディーである。最初はM.C.ハマーのモノマネ芸人かと思ったのだが、どうやらあのEXILEのメンバーとのこと。そして彼はインタビューにこのように答えていたのだ。

EXILEでは体脂肪率が10%以上あるとデブって言われるんですよっ!」

なんと!僕はデブなのか(その頃は体脂肪率が15%前後だったと記憶している)。でも待てよ。裏を返せば体脂肪率10%を切れば、それはEXILEのメンバーになる資格が十分にあるということではないか?いやいや待てよ、僕はとてもダンスなんて器用なマネはできないし、あんないかついサングラスで妙に女々しいボーカルなんてムリムリ。それに何の演技経験もなくドラマの主役で大根役者っぷりを全国津々浦々に晒すなんていう男らしいマネだってできっこない。いやいやいや更に待てよ、でもHIROみたいにオスカー事務所に所属の武井咲とも付き合える可能性もあるわけだよな。それに社長がEXILEだったら、ピストルズの売り上げも大変なことになるぞ。。。それに最近ではEXILE事務所のグループには「from EXILE TRIBE」というタグラインも付けてくれるそうではないか!とんでもないこと、<みぞうゆう>の事態だぞっ!

ということで、僕の今のモチベーションは体脂肪率10%を切り、EXILEに加入。しかも会社名を「Pistil & Pistol Inc. from EXILE TRIBE」に変更することだ。